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ニセコクモウクジャク(沖縄) Diplazium conterminum H.Christ

​調べ物をしているうちに沖縄県のニセコクモウクジャクが気になり始めて、その週末には那覇空港に飛んでいた。

葉身のどこを見てもソーラスが徹底的に辺縁寄りで、なおかつ胡麻粒のように短いのである。

本州の個体に比べて、小羽片の両側面が平行気味に伸び・先端があまり尾状にならず、シャープさがあまり感じられない印象もある。

日本で​ニセコクモウクジャクとされるものの重心は、別ページに掲載したものにあると思っている。

アンカー 1
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比較的大きな葉。シャープな印象はない 沖縄県 2021.12.4

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比較的大きな葉 沖縄県 2021.12.4

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比較的大型の葉 沖縄県 2021.12.4

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中型の葉 沖縄県 2022.12.4

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小型の葉。このサイズでは、ソーラスはつかない 沖縄県 2022.12.4

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葉身上部の裏側。ソーラスは徹底的に辺縁から離れない 沖縄県 2022.12.4

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発達した小羽片。ソーラスが短めである 沖縄県 2022.12.4

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葉裏のようす 沖縄県 2022.12.4

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株の根元。塊状になった根茎から多数の葉を出す 沖縄県 2022.12.4

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鱗片は濃褐色で辺縁が黒く縁取られるようだ 沖縄県産

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